1.夢追い風


ふわりと揺れるカーテンの向こうに広がる空

少しずつ熱を帯びてまた朝を迎える

毎日同じように流れる時間(とき)の中で

僕は何か変われたかな 自分に問いかける


"理想の自分"は程遠くて何度も逃げようとしてた

それでも諦めたくなくてただ前を見てたね


あの頃思い描いた未来とは少し違うけど

今でもまだ手を伸ばして何かを追い求める僕がいるから

不器用に転んでも背中を向けずに

胸を張れる様にまた歩き出して行く

自分で選んだ道を


何かを始めようとする時はなぜかいつも

少しためらってしまったり 不安にもなるけれど


何度も自分と向き合って出した答えが全てだから

もう迷う事はしなくていい 自分を信じてみよう


あの頃思い描いた未来とは少し違うけど

今でもまだ手を伸ばして何かを追い求める僕がいるから

不器用に転んでも少しずつでいい

自分の歩幅でまた歩き出せばいい

そうして一つ一つの想いが必ずこの道を彩ってくれるよ

だから描いたものじゃなくても 前を向けばいいんだ

ここからまた始めよう





2.イニシエーションラブ


別に大した事じゃないけどもう引き下がれない

君はそっぽを向いて呆れた様にため息つく

せっかくこうやって二人同じ時間を過ごしてるのに

テレビの中の笑い声だけ虚しく響く


出会った頃は何も考えずに楽しく喋ってた

だけど今は距離が近付けば近付く程


君が小さくとった行動や

何気無く言った一言でも

僕の心はゆらゆら揺られて

ふくらむ気持ちはもう止められない


君と口を聞かずに静かな時間がダラダラ流れて

段々悪い事をした様な気持ちになってきて

あぁもう素直に謝ろうかと思っても

君の次の言葉を待ってる僕がいるんだ


心の中で思ってる事をそのまま言えばいいのに

君と二人の時間が多くなればなる程


僕の中で見え隠れしている

小さなプライドが邪魔になって

君の前では素直になれずに

ただそっぽを向くしかできないんだ

呆れるほど自分が嫌になる

もっと素直になれたらなぁ





3.僕のカケラ


ずっと昔に歩いていた 道をまた僕は駆けてく

探し物を見落とさない様に しっかり目をこらしながら

だけどなんで、見つからないの? 僕の大事なもの

振り返ってみても何もない ただ道が続くだけだった


きっと僕の手からこぼれ落ちる事

なんて 無いと思っていたけど

いつの間にか 忘れてしまってたんだ

流れる雲と一緒に


心を落ち着かせ ゆっくり歩いてみた先に

新しい道があらわれて 僕の中で何か生まれた


きっと何回も 同じ事を繰り返し

僕は また嫌になるだろうけど

それでも あの頃のようにまた

笑っていたいから


だから なくしていたものを探して

拾い集めていく ねぇ、

いつの日にか また君に会えるような気がしてるよ


何回も同じ事を繰り返し 僕はまた嫌になるだろうけど

それでも あの頃のようにまた笑っていたいから


だから なくしていたものを探して

抬い集めていく ねぇ、

いつの日にか また君に会えるような気がしてるよ


なくしていたもの いつの日にかまた どこかで会えるよ





4.夏影


君の声を追いかけていた

巡り巡る 遠い記憶の中

何もかもが変わっていく中で輝いてる


街灯に照らされているこの道を

僕らは全て忘れて夢中で走った

熱く火照る身体で朝が来るのを待って

二人でこれからの夢の事を話した


いつか来る別れの時をこの頃は想像できなかった

ただこのまま同じ未来を過ごしていくと思ってたんだ


晴れわたる夏の日差しを浴びて

あの頃と重ね合わせていた

帰り道無邪気な笑い顏に

懐かしくて涙が込み上げる

何もかもが変わっていくなかで輝いてる


もう一度笑い合ってた

あの夏の日に戻れるのならば

そしたら僕はまた未来を想って生きていけるのかな


晴れわたる夏の日差しを浴びて

あの頃と重ね合わせていた

帰り道無邪気な笑い顏に

懐かしくて涙が込み上げる

青空が赤く染まっていくのを

僕はただ見上げるだけだった

いつまでもこのままじゃいられない

そんな事分かっているんだ


何もかもが輝いていた

巡り巡る 長い季節の中

君の声を追いかけてはまた走り出していた





5.夜の街


夜の街に溶けてゆく

空っぽになった心と体

ただぼんやりと眺めている

ゆらゆら揺れる月の光

時間が止まった夜の街

ざわめく音も聞こえないまま

たった一人息をする

想像しては心が震えた


君は何もかも一人で

抱え込んですごく苦しそうで

誰の声も届かない様な

そんなところでうずくまっているなら


もう帰ろう 君を待ってる

僕らがここにはいるから

大丈夫 何も考えなくていい

ただまた一緒にいよう


君がどんな風に変わってても

僕は前と変わらず

君を笑い飛ばしてみせるからさ


もう帰ろう 君を待ってる

僕らがここにはいるから

大丈夫 何も考えなくていい

ただまた一緒にいよう


夜の街に溶けてゆく

ゆらゆら揺れる二つの影ぼうし





6.明日へ続く道


今日まで歩いてきた道は大きな壁がいくつもあって

一人ではここまで来れなかった

だから忘れはしないよ今日までこんな僕の事

支え続けてくれた人がいる事を


いつでも僕は噛み締めて生きていく

愛し愛され支え合ってここにいる


どんな出会いも どんな日々でも

全てが今に繋がっている 無駄にはならない

伸ばしたこの手も あの頃描いた未来も

今日というこの日も

明日の僕らへと続いていく


ずっと閉じこもってた一人暗い部屋の中

眠れない夜を過ごした事も僕は忘れないよ

あの日々の痛みも

僕の背中を押して糧に変わってる

だからどんな辛い事があっても負けずに生きていこう

まだ見ぬ未来へ


どんな出会いも どんな日々でも

全てが今に繋がっている 無駄にはならない

伸ばしたこの手も あの頃描いた未来も

今日というこの日も

明日の僕らへと続いていく 続いていく だから僕は

上を向いて歩いていく

これから先もずっと 歩き続ける





7.雨上がりの歌


家の前にある細い道を歩き続けてたら

さっきまで降ってた雨がやんでる事に気がついた

雲の隙間から光が差し込んでは道を照らしていく

水たまりに映った僕の姿と目と目が合った


ずっと探していたんだ

僕らしくいれる場所

きっとわかっていたんだ

すぐそばにある事も


伸びた前髪切ってみれば世界が明るく見えてきて

目の前にある悩みや不安もちっぽけに思えてくる

何もうまくいかない日には大きな声で歌えばいい

ラララ ラララ どこまでも響け

広い空の下で


ずっと探していたんだ

僕らしくいれる場所

きっとわかっていたんだ

探し求めてたものはほら

すぐそばに


伸びた前髪切ってみれば世界が明るく見えてきて

目の前にある悩みや不安もちっぽけに思えてくる

何もうまくいかない日にはみんなで一緒に歌おう

ラララ ラララ どこまでも響け

広い空の下で

同じ空の下で

いつか君に届くように





8.アンカーソング


追いかけた日々が風になって君を運んで行く

みんなの声が聞こえる?


隠した思い 今になって浮かんでくる

飛び込めなかった君が 自分の足でここまで来た


何度も誰かの背中を押し続けては見送った

次は君が走り出す時


追いかけた日々が風になって君を運んで行く

みんなの声が聞こえる?

憧れた空の下で今君は息をしている

さぁ行こうその先へと後ろ向かずに

Step by step of you.


交わした約束を 今でもまだ覚えてる

やり切れない思いを たくさん感じてここまで来た


あとは深く深呼吸してただ前を見てればいい

今までの思い全て抱いて


思い出す日々はいつだって君の生きた証

少しずつ変わってきたね

憧れた空の下で今君は息をしている

さぁ行こうその先へと後ろ向かずに

Step by step of you.


あの日見てた滲んだ空ずっと忘れないだろう

悲しみも喜びも全部君の手で届けて


追いかけた日々が風になって君を運んで行く

みんなの声が聞こえる?

憧れた空の下で今君は息をしている

さぁ行こうその先へと後ろ向かずに

Step by step of you.

そこで君を待ってる





9.そのままで


Hi,ママ 僕の話を聞いておくれよ

最近会えなくなってきたから

手紙を書いてみたよ


いつも通り学校へ向かう道の途中

こんな話が聞こえてきて

ちょっと気になったんだ


「大人になると素直な気持ち

言えなくなるって本当なのかな?」

「それならもう子供のままでいい、

ずっとずっとずっと、年をとっても」


Hi,ママだよ そんな事があったのね

手紙を書いてくれてありがとう


大人になると素直な気持ち

言えなくなるっていうのは嘘よ

とうめいな心無くさないで、

ずっとずっとずっと、年をとっても


もしも誰かがあなたの事を

バカにしたとしても私だけは

あなたの事を誇りに思うよ、

ずっとずっとずっと、見守ってるよ


Hi,ママ 僕は自分の気持ちに真っ直ぐに

こたえて生きていくよ

誇れる人になれるように





10.分かれ道


ゆるやかに流れる時間

「あと少しで今日も陽が落ちるね」

寂し気に君は言った

「じゃあ、また。ここでお別れだね」


サヨナラと言いかけて唇を噛み締めた

精一杯の強がりで最後に笑顔を送るよ


ずっとそばにいれる気がした 輝く日々の中

僕等が過ごした町の色 忘れないでいて


足早に過ぎていく人の中僕は一人立ち尽くした

悲し気に呟いた

「じゃあ、また。ここで会えるといいね」


オレンジに染まる町 涙がこみ上げた

惜別の音が鳴る 町は静まり今日もまた陽が落ちていく


ずっとそばにいれる気がした 輝く日々の中

僕等が過ごした町の色 忘れないでいて

忘れないからね


涙こらえて歩き出していく

通い慣れてた景色を抜け

長い坂道を追いかけた

僕はここにいる

いつか君に会える様に





11.描く未来で


忘れたくない思い出 数え切れないほど溢れてる

あの時過ごした日々は 思い出すほど遠くに感じた


帰り道 長く伸びる影 何度重ねて過ごしただろう

この町は ずっと変わらないまま 時は流れていく


僕達は今別々の道を描きながら進んでいる

まだ知る事のない未来では君と笑えているかな


立ち止まる事を恐れて 何も見えないフリを許して

いつだって全ての事を 受け止めれるほど強くはないよ


誤魔化した 未来はいらないけど ただ前を見ていたい


僕達は今別々の道を描きながら進んでいる

まだ知る事のない未来では君と笑えているかな


何度も転んで立ち上がる分だけ

強くなれるならそれを信じてみよう

いつかの君が好きと言ってくれていた

欲張りな僕は今も まだ変わらずに

夢を追いかけて ここに立っている

描いた未来は一人分じゃない

いつか迎えに行くから





12.トレイン


戻る場所も無く飛び乗った列車が出る

行くあても無いまま このままどこか遠くへ行こう

心の中にぽっかりと空いた穴

ゆっくり一つずつ埋めていく旅に出よう


険しい道もガタゴト越えていけば

見た事のない景色が 僕らの事を待っている


ハッピーエンドを探しに行こう 僕らまだ道の上

陽気に歌を口ずさんだら 少し気も晴れるでしょう


気付けばもう随分遠くまでやってきた

この旅の終点がまだ来ない事を願う


進んできた道のりの中には たくさんの景色があった

僕はまだこの列車に揺られていたい


ハッピーエンドを探しに行こう 僕らまだ道の上

陽気に歌を口ずさんだら 少し気も晴れるでしょう


ハッピーエンドを探しに行こうか

陽気に歌を口ずさみながら


走れ走れどこまでも 進め進めいつまでも

走れ走れどこまでも 僕らまだ道の上

走れ走れどこまでも 進め進めいつまでも

走れ走れどこまでも 旅はまだ終わらない





13.帰る場所


朝おはよう 昼もおはよう 夜おやすみ あなたと会話する

今日はちょっと昨日よりも寒くなったな 風邪引かないかな

あなたが作った炒飯の味を思い出して

今日は珍しく台所に立ってみる

あなたが美味しいと笑う顔を想像して

込み上げてくる愛しさをひっそりと噛み締めた


「ただいま」って帰る場所で あなたを待っていたい 

橙色に包まれた部屋 私の時間

「ただいま」って帰る場所で あなたを待っていたい 

寂しいなんて言わせないよ そばに居させてよ


もう当たり前になってる 今日をあなたと過ごしてる

二人の時間を分け合って お互いの苦しみを分け合って

幸せを見つけたら二人で笑い合って

いつも通り いつも通り いつも通りなんていつまで続くのかな

許される限りあなたとたくさん話したい

許される限りあなたのそばに居たい


「ただいま」って帰る場所に あなたがいてほしい

橙色に包まれた部屋 二人の時間

「ただいま」って帰る場所に あなたがいてほしい

鼻歌混じりに歌うよ あなたへ


Song and love you


「ただいま」って帰る場所に あなたがいてほしい

「ただいま」って帰る場所で あなたを待っていたい


「ただいま」って帰る場所に あなたがいてほしい

橙色に包まれた部屋 二人の時間

「ただいま」って帰る場所で あなたを待っていたい

寂しいなんて言わせないよ そばに居させてよ


ただいまって帰る場所に


朝おはよう 昼もおはよう 夜おやすみ

あなたと会話する



14.窓の向こう


窓にうつった顔がすごく情けなくて

「はぁ」と吐いた息で白く曇らせた

なんだ、こんな事で弱くなるのか

まだまだやれる事がたくさんあるのにな


窓の向こう 広がる世界にまだ

僕の声は届けられていない

いつかどこかでまた出会う人の前で

僕は笑みを浮かべながら歌い続けたい


水平線に沈む夕日眺めながら

昔よく聴いた歌を探して聴いてみた

今の僕にだけ向けられた様なその歌に

もう何度目かの勇気を貰ってしまいました


窓の向こう 広がる世界にまだ

僕の声は届けられていない

いつかここから旅立つ僕の歌は

一体どれくらいの人の心を動かせられるだろう


窓の向こう 広がる世界にまだ 僕の声は ...


窓の向こう 広がる世界にまだ

僕の声は届けられていない

いつかどこかでまた出会う人の前で

僕は笑みを浮かべながら歌い続けたい

あなたにとってのヒーローに僕はなりたい





15.Halfway


あなたはもっと出来るはず 私ももっと出来るはず

肩を叩き合い別れた道でまた俯いてる

守ってる物なんだろう? 無くしたくないだけなのか

一つ願いが叶うならどんな自分になろう


理想と現実の狭間でゆらゆら揺れている

思い通りにはいかないけど


結局は幸せを掴むドラマの主人公の様に

とことん挫折を味わって盛り上がっていくとこさ

あなたとここから立ち上がって行きたい

私達のやり方で心震わせていこうぜ


答えなんて分からない 自分の事さえ掴めない

だから人と話したりするんだ そこで気が付けるのさ

答えは一つだけじゃない 無限にあるから迷うのさ

優柔不断な人は可哀想だな


歳を重ねた分だけ誤魔化すのがうまくなったね

現状維持なんて言葉捨ててしまおう


結局は幸せを掴むドラマの中にいるんだ

そう思えば不安な事も吹き飛ばせそうさ

あなたとここから立ち上がって行きたい

一人じゃない事を知った私達なら行けるさ


ブレたくない 逃げたくない まだ諦めたくない

こんなとこで終わるのはごめんだ


結局は幸せを掴むドラマの主人公の様に

とことん挫折を味わって盛り上がっていくとこさ

あなたとここから立ち上がって行きたい

私達のやり方で心震わせていこうぜ





16.何年経っても僕等は


何年経っても僕等は 空を見上げていた

何年経っても僕等は 飛び立つ日を待ち続けた

繰り返す日々の中 薄れていく記憶の中

何年経っても変わらない想いにだけ手を伸ばして


いつもふざけて笑った昔の事を思い出して

今と違う毎日に君はため息をついた

僕等は歳を重ねて大人になったんだねと

そう言った君の瞳の奥は光を失くし霞んでいた


置いてきた君の心 どこにあるの?

今だって戻らない思い出(ひび)が流れているんだよ


何年経っても僕等は 空を見上げていた

何年経っても僕等は 飛び立つ日を待ち続けた

繰り返す日々の中 薄れていく記憶の中

何年経っても変わらない想いにだけ手を伸ばして


置いてきた君の心 取り戻したいんだ

この先も新しい日々が僕らを待っているから


何年経っても僕等は 夢を探していた

何年経っても僕等は 自分だけの答え求め


いつか交わした言葉 ずっと昔の様だ

繰り返した日々の中 あの頃もそして今でも

何年経っても僕等は あの日々を思い出していた

何年経っても僕等は 叫んでいたい 叫んでいたい





17.マザー


当たり前の様にいつも そばにいてくれる人

真っ先に浮かぶのは

イカしたミュージックで 体を揺らしながら

キッチンに立ってる

あなたの背中 私より小さいけれど

大きく見えるよ おんぶされてた頃が懐かしい


いつまでもあなたの優しさに甘えてばかり

素直じゃない私の心も見透かしているんだろう

どれ程の愛で溢れてるの? あなたの中は

オーバーリアクション

元気いっぱいで生きてよ マザー


少し疲れた顔で 家に帰れば不安そうな顔をして

心配するあなたを 横目に部屋にこもる

私は今でも

あなたの前では 強がりの子供のまんま

大人になれない 変わりたいと思っているけど


いつまでもあなたの優しさに甘えていたい

素直じゃない私の心も見透かされているんだろう

どれ程の愛で溢れてるの?あなたの中は

Oh by heart feel love.

心から感謝してるよ 今


いつまでもあなたの優しさに甘えてばかり

素直じゃない私の心も見透かしているんだろう

どれ程の愛で溢れてるの? あなたの中は

オーバーリアクション

元気いっぱいで生きてよ マザー